リーシュマニア症
リーシュマニア症は、細菌性感染症の一種で、主にノミによって媒介される疾患です。感染すると、病原体であるリケッチア属の細菌が血液中に侵入し、血管内皮細胞を感染させます。全身に炎症反応が引き起こされ、高熱、発疹、関節痛、頭痛、食欲不振など様々な症状が現れます。
バベシア症
バベシア症は、マダニによって媒介される原虫性感染症の一つで、赤血球を攻撃することが特徴です。感染すると、バベシアという原虫が赤血球内で増殖し、赤血球を壊すため、酸素と栄養の供給が妨げられます。症状は、感染した個体や動物の種類によって異なりますが、貧血、発熱、食欲不振、血尿などが見られます。
アナプラズマ症
アナプラズマ症は、マダニによって媒介される細菌感染症で、特定のアナプラズマ属の細菌によって引き起こされます。症状は、発熱、関節痛、倦怠感、食欲不振などが見られます。早期治療が感染拡大を防ぐ鍵となります。