診療時間
診療時間
診療時間
9:00~12:00
15:00~18:00
  • 午後休診:金曜日
  • 最終受付:診療時間終了の15分前
アクセス
LINE

内分泌

こんな症状は
ありませんか

  • たくさん尿が出る
  • たくさん水を飲む
  • たくさん食べる
  • 急激に体重が増減した
  • 抜け毛や乾燥が見られる
  • 落ち着きが無く興奮している

考えられる主な疾患

糖尿病

糖尿病は、動物にも見られる慢性的な代謝疾患の一つで、特に犬と猫によく見られます。この疾患では、インスリンと呼ばれるホルモンの不足または効果不足により、血中の糖分(グルコース)が正しく処理されず、血糖値が高くなります。主な症状は、多尿(頻繁な排尿)、多飲(異常な水分摂取)、多食(異常な食欲)、体重減少、毛並みの異常、倦怠感、白内障などがあります。治療方法は、食事管理や、インスリン療法などの薬物投与になります。

甲状腺機能障害

甲状腺機能障害は、動物の甲状腺(甲状腺ホルモンを産生する器官)が正常に機能しない状態を指します。この疾患は犬や猫を含む多くの動物種で見られます。甲状腺機能障害には主に2つの種類があり、食欲亢進、体重減少、興奮、神経質、頻繁な排尿、筋肉の萎縮、皮膚の問題などが見られる、甲状腺機能亢進症と食欲不振。体重増加、倦怠感、冷えやすさ、毛並みの問題、皮膚の乾燥などの問題が見られる、甲状腺機能低下症があります。治療方法は、甲状腺ホルモン補充療法(合成甲状腺ホルモンの投与)が一般的で、症状の改善や正常な甲状腺ホルモンレベルの維持を目指します。

副腎機能不全

副腎機能不全は、動物の副腎皮質が正常に機能しない状態を指します。この疾患は犬や猫を含むさまざまな動物で発症する可能性があります。主な原因は、副腎皮質の炎症または自己免疫疾患によって副腎が損傷されることです。この結果、副腎ホルモンの分泌が不足し、さまざまな身体機能が妨げられます。症状は、食欲不振、嘔吐、下痢、倦怠感、体重減少、低血圧、不安、嘔吐、発作などが見られます。治療方法は、副腎ホルモンの補充療法に焦点が当てられます。これにより、副腎ホルモンの不足を補うことができ、症状の改善と正常な生活の回復をサポートします。

当院の治療方法

01

薬物療法

薬物療法
インスリン療法や経口の降糖薬によって治療を行います。甲状腺機能障害に対しては甲状腺ホルモン補充療法により改善を図ります。

02

手術

手術
腫瘍や腺臓の問題が原因である場合、手術による腫瘍の切除や腺臓の摘出を行う場合があります。

03

栄養管理

栄養管理
内分泌疾患の治療において、適切な栄養管理が重要です。特別な食事療法や栄養補助食品を提供します。

04

定期的なモニタリング

定期的なモニタリング
血液検査、画像検査、体重の観察などを定期的に行い、必要に応じた治療計画を調整します。

内分泌治療の流れ

01

問診

どの症状が、いつから、どのように進行してきたかを細かく伺わせていただきます。特に体重の増減や水を飲む量、尿の量は変化が出やすいため、注意してお聞きするようにしています。便をお持ちいただいている方はスタッフにお渡しください。
問診

02

身体検査

丁寧に一般身体検査をさせていただき、そこで認められる異常についてご説明させていただきます。内分泌疾患がある子には特徴的な異常が出ていたり、他の疾患が合併していたりすることがあります。検査時に詳しくご説明させていただきます。
身体検査

03

内分泌科検査

内分泌の病気で異常が出やすい部分の血液検査、尿検査を実施して、どれくらいの可能性があるのかを調べます。その結果、疑いが強くなった場合や他の疾患の合併が疑われる場合、エコー検査やホルモン検査を実施してより詳しく調べていきます。
内分泌科検査

04

治療開始

検査で内分泌ホルモンの異常が診断されたとき、その病気に応じて適切な治療を行います。基本的には投薬による内科治療が中心ですが、場合によっては外科手術やMRI、CTによる画像診断が必要なことがあります。状況によって二次診療施設へご紹介することもあります。
治療開始

症例実績

現在、準備中です。