予防・健康管理

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予防

言葉を話すことの出来ない動物たちの病気は、何よりも日常の予防と早期発見が大切です。
そのためにも、病気についてある程度知っておくこと、そして、病気になって慌てないよう、事前の予防が大切です。

ワンちゃん

犬にも人間と同じようにいろいろな病気があります。
子犬から老犬まで、その年齢に合わせた健康管理が必要であり、犬種によってもかかりやすい病気に特徴があります。
  • 狂犬病

    • 【予防法】
      生後90日以上の犬を飼う場合は、狂犬病ワクチンの接種を行い、自治体に届出をしなければなりません。
      また、その後も年1回狂犬病予防接種が義務付けられています。
  • 混合ワクチン

    混合ワクチンを接種することで、パルボウイルス感染症・ジステンパー・伝染性肝炎・アデノウイルス2型感染症・コロナウイルス感染症・パラインフルエンザ・レプトスピラといった病気の予防ができます。子犬の時は3回の接種、その後は年一回の接種で予防が可能です。ワクチンの種類や接種時期については飼育環境や動物の年齢によって変わるので、ご相談ください。

  • フィラリア

    • 【発症原因】
      蚊がフィラリアに感染した犬の血を吸った後、他の犬の血を吸う時に感染します。
    • 【症状】
      フィラリアの成虫は心臓に寄生するため、フィラリアに感染すると心臓の働きが悪くなり、咳が出たり呼吸が荒くなったりします。症状が進行すると腹水がたまったり貧血が進んだりします。
    • 【予防法】
      感染の危険が高い時期に、フィラリアの幼虫を殺す薬を投与します。4月から12月まで月一回の投薬を行うことで予防が可能です。一旦フィラリアに感染すると治療は難しいので、定期的な予防が必要です。
  • ノミ・ダニ

    • 【発症原因】
      他の動物と接触した際や、お散歩の際に寄生します。
    • 【症状】
      ノミやダニに寄生されると、腫れて 痒みを伴います。ノミやダニが肉眼で確認できなくても、皮膚炎を生じることがあります。
    • 【予防法】
      ノミやダニを予防する薬を定期的に投与することで、確実に予防できます。首の後ろにつける薬や飲み薬があります。フィラリアとノミ・ダニを同時に予防できる薬もありますので、忘れずに投薬を行いましょう。

ネコちゃん

ネコちゃんは、痛みを人に見せないという性質があります。また、恐がりで繊細な子もいます。飼い主様が気づいた時には重症化している事が多いため、普段から健康状態を観察し、異常があれば早めにご来院ください。
  • 混合ワクチン

    •                              
      【ワクチン】
      猫のワクチンは3種混合ワクチンを接種することが多いです。「猫ウイルス性鼻気管炎」、「猫カリシウイルス感染症」、「猫汎白血球減少症」の3つの病気を予防できます。これらのウイルスは感染力が非常に強いので、室内で飼育している猫でもワクチンの接種が必要です。 また、外に出る猫は「猫白血病ウイルス」「クラミジア」や「猫エイズ」に感染するリスクも高いので、これらの病気を予防できる5種混合ワクチンや猫エイズワクチンの接種をおすすめします。
  • フィラリア

    • 【予防法】
      猫もフィラリアに感染する例が多いことが明らかになってきました。猫はフィラリアにかかっても犬のように症状がはっきり表れることないのですが、少数の虫体の寄生で急激な症状の変化が認められることもあります。 月一回のお薬の投与でフィラリアの予防が可能です。
  • ノミ・ダニ

    • 【予防法】
      外に出る猫だけでなく室内外の猫でもノミが寄生することがあります。一旦寄生すると根本的に寄生虫を駆除することはとても大変です。ノミ・ダニ予防薬の投与を定期的に行いましょう。

小動物

ウサギのような被捕食動物は、病気や痛みを隠す習性があります。飼い主様が気づいた時には重症化している事が多いため、普段から健康状態を観察し、異常があれば早めにご来院ください。

ウサギ

  • 臼歯過長症

    • 【発症原因】
      ウサギの歯は一生伸び続けます。かみ合わせが悪いと歯が削れず臼歯(奥歯)が変な方向に尖って伸び、頬や舌を傷つけます。
    • 【症状】
      食欲の低下、よだれ、歯ぎしりなどの症状が認められます。
    • 【予防法】
      牧草を中心とした食事を与えると、臼歯が削れて歯の伸びすぎを防ぐことができます。
  • 毛球症

    • 【発症原因】
      毛づくろいをした際に飲み込んだ毛が胃や腸の中で固まることによって発症します。
    • 【症状】
      食欲が無くなったり、糞の形が小さくなったり量が減ったりします。
    • 【予防法】
      こまめなブラッシングを行い、飲み込む毛の量を減らすことが最も効果的です。

フェレット

  • フィラリア(犬糸状虫症)

    • 【発症原因】
      フィラリアに感染した動物の血液を吸った蚊によって感染します。
    • 【症状】
      咳が出たり呼吸が苦しそうになったりします。フェレットは体が小さいため、少数の虫体の感染で症状が認められ、突然死してしまうこともあります。
    • 【予防法】
      4月から12月まで月一回の投薬を行うことで予防が可能です。
  • ジステンパー

    • 【発症原因】
      犬ジステンパーウイルスの感染により発症します。
    • 【症状】
      食欲不振や発熱のほか目ヤニや鼻水が出ます。
    • 【予防法】
      ワクチンの接種で予防が可能です。

健康管理

ワンちゃんやネコちゃん等のペットにも人間と同じようにいろいろな病気があります。
病気にならないためには、予防接種や年齢に合わせた健康管理が必要です。
ひだまりペットクリニックでは、病気の早期発見、早期治療、予防に重点をおいています。
大切な家族の一員であるワンちゃんと笑顔で健やかに過ごすことを第一においた診療・サポート・生活アドバイスを行い、地域のホームドクターとしてサポートさせていただきます。
  • わん・にゃんドック健康診断

    ひだまりペットクリニックでは、総合健康診断(わん・にゃんドック)を行っております。ワンちゃんやネコちゃんにとっての一年は、人にっての4~5年にも相当します。動物はかなり症状が進行してからでないと、苦痛を表現することはなく、毎日観察していても外見から病状を把握することは困難です。人でも動物でも早期に発見することで対処が可能になる病気は数多くあります。動物たちが健康に生活を送っていけるように、定期的な検査をお勧めしています。全ての年齢の犬・猫で通常より低料金での検査が可能です。この機会に気になる愛犬・愛猫の健康チェックをされてはいかがでしょうか。
    • 検査期間

      10月~12月(詳細はお問い合わせください)
    • 検査項目

      • ☑ 血液検査(腎機能、肝機能検査ほか)
      • ☑ 胸部・腹部レントゲン検査
      • ☑ 糞便検査・尿検査
    • 検査料金

      (当院にて狂犬病予防接種・混合ワクチン接種・6ヶ月分以上のフィラリア予防薬およびノミ・ダニ予防薬の購入を行っている動物の検査料金です)
      • ~10kg 9,000円
      • 10~20kg 12,000円
      • 20kg~ 15,000円
    • 検査についてのご注意事項

      • ・検査は予約制です。
      • ・検査当日は朝ご飯を与えずに来院してください。
      • ・当日採れたおしっこ、ウンチをお持ちください。
      • ・動物を一旦お預かりして検査を行います。
      • ・避妊手術・去勢手術を行っていない動物は検査をお断りする場合があります。
  • 処方食

    犬・ 猫の病気の治療や予防を目的とした処方食が 販売 されています。その動物に合った処方食でないとかえって健康を害することもあります。当院では一頭一頭の病 態に合わせた処方食を提案することで、病気の進行を防いだり病気の予防につなげています。
  • マイクロチップ

    新たに飼育する動物にマイクロチップの埋め込みが義務化 されました。登録 を行え ば動物の個体識別に役立ちます。
  • 各種処置

    • 爪切り     1,000円~
    • 肛門腺処置   1,000円~
    • 足裏バリカン  1,000円~
    • 足まわりカット 1,000円~
    • 耳そうじ    1,000円~
    • 保定料金    1,000円~( 各種処置 を行う 上で動物を押さえる 必要 が生じる際にかかる料金です)

よくある症状・気になる症状

  • 首・のどがおかしい
  • 口がおかしい
  • 目がおかしい
  • 足がおかしい
  • 鼻・耳・皮膚がおかしい
  • 肛門・排泄がおかしい
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